
ORIGINAL NOVEL
声のない時刻表
閉鎖が決まった町の時刻案内室で、音声編集者の桂木灯里は、亡き母が残した未完成の録音に出会う。「そこを消すと、私が間に合ったことになってしまいます」。二十三秒の沈黙と、なくなる階段。誰かの声を借りて答えを急ぐ代わりに、灯里は今を歩く人たちと、案内の作り方を問い直していく。全十三章、完結。
全13章・完結 / 本文 45,254字
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